創像Blog
お久しぶりです。箕輪です。5月になりました。早速ゴールデンウィークですね。
新歓を終えた創像工房では、新人公演が本格的に始動しました。
今回、僕は演出助手として、企画責任・演出の藤本岳宏率いる稽古場で、偉そうな態度をとっています。僕の話は置いておいて、今日はこの新人公演について書こうかなと思います。
毎年、新歓期を終えた創像工房では、新入生のために新人公演が用意されています。
僕ら現3年代の新人公演は『ダブリンの鐘撞きカビ人間(作・後藤ひろひと)』を上演しました。
当時僕は、新人公演はあって当たり前のものだと思っていたのですが、ところがどっこい、そうは問屋がおろさねえ。実は新人公演は創像工房の恒例行事ではないんです!(驚愕!)
なぜか?
創像工房は他の劇団のような本公演を持たず、企画公演制で成り立っているため、この新人公演も例外なく「誰かが企画責任として企画を提出する」ことによって始まる公演なんです。
逆に言えば、誰も新人公演をやろうと思わなければ、その年の新人公演はありませんし、学生劇団としては異例の12月とかに新人公演をうつこともできるわけですね。(規則の上では笑)
しかし、そこは魅力に溢れた新人公演。「新人公演の企画責任をやりたい!」という工房員は毎年いるもので、毎年企画が提出されているわけなんだそうです。慣習めいた側面もありますが(笑)
そして、慣習めいていると言えば、創像工房の新人公演は例年きまって既成脚本が採用されます。
まあ理由は色々推測されますがさておき、比較して他劇団の例を紹介しますと、早稲田大学演劇倶楽部(通称エンクラ)さんでは、新人訓練が9月頃まであり、3年生の指導のもと新入生が脚本からスタッフワークまで作り上げていくそうです。
また、てあとろ50′さんでは、3年生の演出のもと新人が稽古をして、その演出家が脚本を手がけているようです。ちなみに、エンクラさんは「新人公演」、てあとろさんは「新人試演会」と呼んでいます。
今日は創像のちょっとした裏話と、マニアックな話を紹介しました。いかがだったでしょうか?
『新人公演2013』は慶応義塾大学日吉キャンパスアトリエ合Cにて、2013年6月25日〜30日まで!!
これからますます盛り上がっていく企画公演なので、是非お越し下さい!!
箕輪
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