創像Blog
代表の大石健太郎です。ブログ2週目です。
気まぐれでぼくのお薦めの本を紹介することにします。本当に気まぐれでコーナー化します。何回できるかはわかりません。よろしくお願いします。
記念すべき第一冊目は、ゼミの先生が書いた本の宣伝です。タイトル通り社会保障がちょっと気になる、また社会保障について勉強を始めてみたいと思うひとにとっては抜群に推奨できる一冊です。それと同時に、社会保障に関する理解をいかに自分や世間、そして政治家が正確にしていないのかと痛感できる一冊でもあります。
「年金カット法案だ」と批判したり「国民年金制度は壊れている」などと、日本の社会保障はよく政争の具にされています。事実、民主党が政権を担うことになった選挙ではそのようなキャンペーンが多くなされたわけです。ですがこの本を読み正確な事実を知ったいま、これらの発言に惑わされて勉強不足な民主党を応援していた当時の自分に恥ずかしさすら覚えるようになりました。それほどに真実と我々の社会保障についての認識は乖離しているて、権丈先生はこうした現状に一種の危機感を覚え、このような手に取りやすい本を執筆したのではなかろうかと感じます。
本の言葉を借りれば、今日国民の多くは政治的に仕立て上げられた今の制度を誤解から憎悪の対象としてみてしまっているのですがそれは仕方がないことだと。政治家や知識人でさえ、間違ったことを公の前で発言しているからです。しかしこれには正確な知識を身に着けたものが粘り強く真実を伝え続けるしかないと思います。この本を読んで少しでも多くのひとがそれを感じ、戦っていくことがよりよい社会へと繋がると権丈先生も最後に書いているし、私自身もそう感じました。読みやすい本であるのでぜひ広めていきたい気持ちで今回の紹介につなげました。
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